通販依頼した愚痴外来本が到着して、脂下がってる霧島です。
頼んだ甲斐があったなぁ。
イベント行かない人間なので、愚痴外来本作ってる方、どしどし通販やって下さい。お願いします。
話は変わりますが、黒本はウチにはありません。
そのくせ今日は世良と渡海と光GENJIです。
ウィキペディアの88年の項目見ると、結構面白い……。
頼んだ甲斐があったなぁ。
イベント行かない人間なので、愚痴外来本作ってる方、どしどし通販やって下さい。お願いします。
話は変わりますが、黒本はウチにはありません。
そのくせ今日は世良と渡海と光GENJIです。
ウィキペディアの88年の項目見ると、結構面白い……。
「うるせぇ…………」
不機嫌に唸った渡海はがしがしと頭を掻いた。
眠気は去っていかないが、しかしこれ以上ここで寝られない。
子供の甲高い声があちこちから聞こえて耳につく。
どこか静かな場所はないものか、と渡海は病棟をうろつき始めた。
途中で、佐伯外科の新人・世良に出会う。
「よお、世良ちゃん」
「…………渡海先生が起きてるなんて、珍しい」
生意気な研修医は唖然としていた。
そうまで珍しいか、と渡海は世良の反応を興味深く見守る。
世良は、驚愕から抜け出すと、今度は怪訝そうな表情になった。
「どうしてこの時間に渡海先生が起きてるんです?」
「起きてちゃ悪いか」
「手術もない、呼び出しもかかってない、メシ時でもないですね。てか、昼寝の時間でしょ。何で起きてるんです?」
「ガキの声が五月蠅くてよ」
渡海が言うと、世良は少し黙り込んだ。耳を澄ましているようだ。
渡海も黙ると風に乗って幽かに、子供の声が聞こえてくる。
「世良ちゃんよ。最近子供多くねえ?」
「そうですね……ああ、そういえば」
はた、と世良が手を打った。
教授が説明するように、右の人差し指が天井を指した。
その仕草に何の意味もないのだが。
「最近、子供達の間でローラースケート流行ってるんですって。光GENJIっていうアイドルのマネとかで。で、調子に乗って腕折る子供って多いらしいですよ」
「それでか……」
腕の一本ぐらい折れても子供は元気だ。腕の骨折では入院というのは少ないから、騒がしいのは外来で経過観察にくる子供たちだろう。
しかし渡海には迷惑な話である。
「何でガキってそう馬鹿なマネするんだ?」
「さあ」
世良の答えは素っ気ない。
「つい最近までガキだったろうに」
「失礼なっ」
ちょっとつつくと予想通りの反応をする世良を、渡海は鼻で笑った。
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