毎日更新企画、最終週に突入しました!
右側にある更新カレンダー見て下さいよ。真っ黒ですよ……ふふふっ。
ストックがギリギリなので、あんまり笑ってる余裕はないのですが、取り敢えず一人悦に入っております。
ほんでは今日の分、行ってみよー。
どんな花だったかなー、白っぽい青っぽい小さな花だったと思います。
花言葉は【小さな愛、小さな心、深窓の美女、同情】だそうです。
「深窓の美女」とか面白そうではあるんですがねー、今回は「小さな愛」で。
この花解んねー、とか言ってるうちに、ストーリーに花を絡めるのを忘れております。
今回も無理っぽ……。
右側にある更新カレンダー見て下さいよ。真っ黒ですよ……ふふふっ。
ストックがギリギリなので、あんまり笑ってる余裕はないのですが、取り敢えず一人悦に入っております。
ほんでは今日の分、行ってみよー。
どんな花だったかなー、白っぽい青っぽい小さな花だったと思います。
花言葉は【小さな愛、小さな心、深窓の美女、同情】だそうです。
「深窓の美女」とか面白そうではあるんですがねー、今回は「小さな愛」で。
この花解んねー、とか言ってるうちに、ストーリーに花を絡めるのを忘れております。
今回も無理っぽ……。
「っぶっくしょっ!」
肌寒さにソファでもぞもぞしているうちに、くしゃみが出てしまった。
寝惚け眼で鼻を啜り、ティッシュを探して田口は身を起こした。
仮眠用の毛布が身体から落ちかけたので、熱が逃げる前に身体に巻き付け直す。
「流石にこの季節は辛いなぁ……」
愚痴外来室で泊まり込みするのが辛い季節になってきた。
仮眠室よりは他者の気配がないのはいいが、元がどん詰まりの物置きでは、底冷えが酷い。
鼻を拭いたティッシュを捨て、ついでに足元用のヒーターのスイッチを入れる。
温かい珈琲が欲しいが、寒くて動く気にならない。
それに気付いたのは、ソファの上で毛布にくるまって膝を抱えた時だった。
応接テーブルの上には棒付きキャンディが一つ。
「速水のか?」
田口の周囲でチュッパチャプスと言えば、速水しかいない。
赤いチェリーフレーバーはジェネラルのお気に入りだ。
職場らしく色彩の無い部屋の中で、その赤だけが燃えるように鮮やかだった。
手の中でくるりと回して、田口は小さく笑った。
「貰っちゃうぞー」
夜勤の息抜きに来たが、田口が寝ていたので起こさずに戻ったのだろう。
自分の痕跡を残そうという悪戯心なのか。それとも、差し入れのつもりなのか。
どちらにしろ、田口はほんの少し楽しくなった。
包装を破って大きなキャンディを口に咥える。
そのまま口に入れていると息苦しくなる気がするので、時々口から出して息を吐いた。
蛍光灯の光の下で、濡れた赤いキャンディが光っていた。
PR
COMMENT