早速来たよ、難しいの其の一。
まずは今日の記念日から。
文化放送の日/ユネスコ憲章記念日
……ねえ。どうしろってのさ。
取り敢えず文化放送=ラジオに逃げますが。
ラジオ聴きそうなのってゲリラくらいじゃないかな?
行灯先生がラジオ聴いてたら、も少し流行りに詳しい気がする。
まずは今日の記念日から。
文化放送の日/ユネスコ憲章記念日
……ねえ。どうしろってのさ。
取り敢えず文化放送=ラジオに逃げますが。
ラジオ聴きそうなのってゲリラくらいじゃないかな?
行灯先生がラジオ聴いてたら、も少し流行りに詳しい気がする。
「僕のハガキ読まれたんですよ!」
彦根が珍しく高いテンションで報告した。
島津、速水、田口は揃って首を傾げる。
反応の鈍い先輩たちに焦れて、彦根は更に言い募った。
「ラジオですよ、ラジオっ! リクエスト葉書が採用されたんです」
「へぇ、お前そんなのやってたの」
「何リクエストしたんだ?」
「採用されると何か貰えんのか?」
やっと理解が及んだ三人は次々に問いかけた。
彦根に、ラジオ投稿などという地道な趣味があったのが、三人にとっても意外ではあった。
彦根はご満悦の表情である。
その顔で、田口に向かって頭を下げたのだ。
「ゲストのサイン入り番組特製グッズが貰えるんですよ。昨日のは絶対欲しくって。先輩、有難う御座います!」
「は? 何で?」
当然ながら田口は首を傾げる。速水も島津も怪訝な顔をした。
「先輩の、こないだの2万円の本の話をちょーっと脚色して書いたヤツが採用されたんです」
「って、おま…………っ」
「「ひゃーっはっはっはっはっ!」」
痛い過去をネタに使われた田口は腰を浮かせかけた。
島津と速水は揃って笑い出す。
田口は彦根に恨みがましい目を向けた。
「この大嘘吐きめ…………っ」
田口の呟きに、彦根は横を向いて口笛を一つ吹いただけだった。
彦根が珍しく高いテンションで報告した。
島津、速水、田口は揃って首を傾げる。
反応の鈍い先輩たちに焦れて、彦根は更に言い募った。
「ラジオですよ、ラジオっ! リクエスト葉書が採用されたんです」
「へぇ、お前そんなのやってたの」
「何リクエストしたんだ?」
「採用されると何か貰えんのか?」
やっと理解が及んだ三人は次々に問いかけた。
彦根に、ラジオ投稿などという地道な趣味があったのが、三人にとっても意外ではあった。
彦根はご満悦の表情である。
その顔で、田口に向かって頭を下げたのだ。
「ゲストのサイン入り番組特製グッズが貰えるんですよ。昨日のは絶対欲しくって。先輩、有難う御座います!」
「は? 何で?」
当然ながら田口は首を傾げる。速水も島津も怪訝な顔をした。
「先輩の、こないだの2万円の本の話をちょーっと脚色して書いたヤツが採用されたんです」
「って、おま…………っ」
「「ひゃーっはっはっはっはっ!」」
痛い過去をネタに使われた田口は腰を浮かせかけた。
島津と速水は揃って笑い出す。
田口は彦根に恨みがましい目を向けた。
「この大嘘吐きめ…………っ」
田口の呟きに、彦根は横を向いて口笛を一つ吹いただけだった。
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