30日です。ラストですよ、ラスト!
頑張ったよね、私。うん。
皆様も、今日までのお付き合い有り難う御座いました。
それでは本日の記念日です。
集団疎開の日/うちエコ!ごはんの日/ハーフタイム・デー/アインシュタイン記念日
また、ワケ解らん記念日ばっかだなぁ。
この中のどれだけが世間に浸透するのだか……。
ハーフタイム・デーは、つまり6月30日で1年の半分だよ、という日なのです。
2010年も折り返し地点、残り半分ということです。
ちょっと、そんな……っ! 一年間が早過ぎる。
頑張ったよね、私。うん。
皆様も、今日までのお付き合い有り難う御座いました。
それでは本日の記念日です。
集団疎開の日/うちエコ!ごはんの日/ハーフタイム・デー/アインシュタイン記念日
また、ワケ解らん記念日ばっかだなぁ。
この中のどれだけが世間に浸透するのだか……。
ハーフタイム・デーは、つまり6月30日で1年の半分だよ、という日なのです。
2010年も折り返し地点、残り半分ということです。
ちょっと、そんな……っ! 一年間が早過ぎる。
「そういえば半分過ぎたな」
「何が?」
速水の唐突な前振りに、田口はコーヒーカップから顔を上げた。
速水と目が合って、速水の笑みに頬が熱くなった。
一人勝手に照れている田口を余所に、速水は感慨深げに告げる。
「お前と付き合い出したのが二十歳か二十一の時だろ? もう、人生の半分、お前と一緒にいるんだなと思ってよ」
速水の言葉に、田口は羞恥も忘れて目を見開いた。
学生時代からの仲、二十年来の付き合い。
その言葉も長さを感じさせるに十分だが、「人生の半分」と言われると、またニュアンスが違った。
田口の中で、速水が占める部分の何て多いこと。
「人生の半分」でそれを思い知る。
「ま、これからも宜しくな」
速水はからりと笑って、田口のボサボサ頭を掻き回した。
田口が抗議の声を上げる前に、あっさりとその手が離れていく。
その手を逃さず掴まえると、田口は身を乗り出した。
「こちらこそ、宜しく」
挨拶と一緒に速水の口の端にキスをする。
速水はもう一度笑って、田口の手を強く握った。
「何が?」
速水の唐突な前振りに、田口はコーヒーカップから顔を上げた。
速水と目が合って、速水の笑みに頬が熱くなった。
一人勝手に照れている田口を余所に、速水は感慨深げに告げる。
「お前と付き合い出したのが二十歳か二十一の時だろ? もう、人生の半分、お前と一緒にいるんだなと思ってよ」
速水の言葉に、田口は羞恥も忘れて目を見開いた。
学生時代からの仲、二十年来の付き合い。
その言葉も長さを感じさせるに十分だが、「人生の半分」と言われると、またニュアンスが違った。
田口の中で、速水が占める部分の何て多いこと。
「人生の半分」でそれを思い知る。
「ま、これからも宜しくな」
速水はからりと笑って、田口のボサボサ頭を掻き回した。
田口が抗議の声を上げる前に、あっさりとその手が離れていく。
その手を逃さず掴まえると、田口は身を乗り出した。
「こちらこそ、宜しく」
挨拶と一緒に速水の口の端にキスをする。
速水はもう一度笑って、田口の手を強く握った。
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