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こちらは、愚痴外来シリーズの妄想文を展開するブログです。 行灯先生最愛、将軍独り勝ち傾向です。 どうぞお立ち寄り下さいませ。
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26日です。あと4日。15分の13をクリアしました。
それでは本日の記念日です。

露天風呂の日/スティッチの日/雷記念日

になります。
露天風呂の日は語呂合わせから。6.26。
スティッチはあれです。ネズミーの青い宇宙生命体。626匹いるから、だっけな?
露天風呂も捨て難かったが、以前にやった気もするので敢えて雷記念日。
二人シリーズなのは、一回くらいやっとこうと思ったから。
付き合っていない二人、学生時代的?
それではどうぞ。

「あ、光った」

窓の外を見ている田口は、弾んだ声で告げる。
速水が目をやった時には既に稲光は消えていた。
音だけが、後から速水に届く。

「結構近いかなぁ」
「お前、楽しそうだな」
「だって何かワクワクしない? 夕立って好きだな。速水は?」
「部屋の中に居る分にはな」

楽しげに言う田口に、速水はつい呆れた顔をした。
田口は、否定するどころか速水に同意を求めてくる。
尤も、速水も田口をどうこう言えない。
台風が近付くとテンションが上がるクチだ。
部分保留付きで田口の主張に頷いた。

「けどお前、『雷こわーい』って可愛げねえの? 女だろうが、一応」
「一応って何ソレ、しつれーなっ」

速水の発言に、田口は憤慨するフリをする。
今度は田口の方が呆れた溜息を吐いた。

「速水相手にブリっ子したってしょうがないじゃない」
「まあ、そうだな」

田口の言い分はもっともだったので、速水は鷹揚に頷いたのだった。
お互い、交際相手になるとは想像もしていない頃の話である。
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