本日の記念日です。
議会開設記念日/いい肉の日
何てゆーか、考える間でもないですね。
久々に将軍と行灯、ビンボー学生時代です。
銘柄牛ブームって何時頃なんだろう?
サイトを更新しております。
写真とカラーリングがクリスマス仕様になりました。
12月1日のリクエスト企画も、是非ご参加下さいませ。
議会開設記念日/いい肉の日
何てゆーか、考える間でもないですね。
久々に将軍と行灯、ビンボー学生時代です。
銘柄牛ブームって何時頃なんだろう?
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写真とカラーリングがクリスマス仕様になりました。
12月1日のリクエスト企画も、是非ご参加下さいませ。
「ほれ」
「いっただっきまーすっ」
目の前で湯気を立てるカレーに速水は相好を崩した。
コンビニ弁当にもレトルト食品にも飽きると、速水は田口の元を訪れた。
所詮は男子学生のレベルであるが、田口は速水よりもきちんと料理をする。
田口は口では文句を言いながらも、速水に手料理を提供してくれた。
「うま――。具がデカ――っ」
「子供みたいだなぁ」
「レトルトのカレーって具が小っせえじゃん」
「食ったことないから知らない」
速水はご満悦の表情でパクパクとカレーを平らげる。
反対に田口の方はどこかスローペースだ。
スプーンの動く隙間に会話が織り込まれる。
一応テレビは点いているが、BGM以下の存在になっていた。
「おかわり」
「早っ」
「いいだろ、別に。肉多めな」
「元から大して入ってないけどな」
速水のリクエストに苦笑を浮かべつつ、田口は椅子から立ち上がった。
貧乏学生の上に麻雀の出費もある田口にとって、肉と言えば安価な豚小間だった。カレーだろうが野菜炒めだろうが、取り敢えず豚小間だ。
つい多めに出来上がるカレーに対しても、肉は普通の量しか入っていない。
「松坂牛って食ってみてえよな」
肉からの連想で、速水が高級和牛の銘柄を挙げた。
カレー鍋から具を平等に拾いながら……肉だけくれてやるワケにはいかないのだ……田口も頷いた。
カレーの皿を手に田口が戻ると、待ち構えていた速水が喜色を浮かべる。
取り敢えず今日のところは、松坂牛でなくても二人とも満足だった。
「いっただっきまーすっ」
目の前で湯気を立てるカレーに速水は相好を崩した。
コンビニ弁当にもレトルト食品にも飽きると、速水は田口の元を訪れた。
所詮は男子学生のレベルであるが、田口は速水よりもきちんと料理をする。
田口は口では文句を言いながらも、速水に手料理を提供してくれた。
「うま――。具がデカ――っ」
「子供みたいだなぁ」
「レトルトのカレーって具が小っせえじゃん」
「食ったことないから知らない」
速水はご満悦の表情でパクパクとカレーを平らげる。
反対に田口の方はどこかスローペースだ。
スプーンの動く隙間に会話が織り込まれる。
一応テレビは点いているが、BGM以下の存在になっていた。
「おかわり」
「早っ」
「いいだろ、別に。肉多めな」
「元から大して入ってないけどな」
速水のリクエストに苦笑を浮かべつつ、田口は椅子から立ち上がった。
貧乏学生の上に麻雀の出費もある田口にとって、肉と言えば安価な豚小間だった。カレーだろうが野菜炒めだろうが、取り敢えず豚小間だ。
つい多めに出来上がるカレーに対しても、肉は普通の量しか入っていない。
「松坂牛って食ってみてえよな」
肉からの連想で、速水が高級和牛の銘柄を挙げた。
カレー鍋から具を平等に拾いながら……肉だけくれてやるワケにはいかないのだ……田口も頷いた。
カレーの皿を手に田口が戻ると、待ち構えていた速水が喜色を浮かべる。
取り敢えず今日のところは、松坂牛でなくても二人とも満足だった。
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