残すところ、あと5日となりました。
月末は苦しいのが多いのです、すごく。ここから先が思いやられる。
では、本日の記念日から。
ペンの日/いいふろの日/いいチームの日
……これ、すンごく迷ったんですけど。
いやホラね? お風呂でうにゃうにゃする話って当然考えるじゃないですか。ね?
でももう、トイレでやったし。他の人にやってもらうことにする!
というワケで、是非お願いします。
いいチーム、といえばグロリアス・セブンでしょうか。
実は内部崩壊しかかってたから、そうとも言えないか?
まあ、愚痴外来でチームと言えば、真っ先に思い浮かびます。
そんなワケでMr.パーフェクトです。
何気に義弟が初登場(パラレルは除く)。さらにチマっと登場する女性記者は、血まみれヒイラギのつもり。
間違っていたらゴメンなさい。
……何かちょっと楽しかったです、義弟。
月末は苦しいのが多いのです、すごく。ここから先が思いやられる。
では、本日の記念日から。
ペンの日/いいふろの日/いいチームの日
……これ、すンごく迷ったんですけど。
いやホラね? お風呂でうにゃうにゃする話って当然考えるじゃないですか。ね?
でももう、トイレでやったし。他の人にやってもらうことにする!
というワケで、是非お願いします。
いいチーム、といえばグロリアス・セブンでしょうか。
実は内部崩壊しかかってたから、そうとも言えないか?
まあ、愚痴外来でチームと言えば、真っ先に思い浮かびます。
そんなワケでMr.パーフェクトです。
何気に義弟が初登場(パラレルは除く)。さらにチマっと登場する女性記者は、血まみれヒイラギのつもり。
間違っていたらゴメンなさい。
……何かちょっと楽しかったです、義弟。
かしゃん、とシャッターが鳴った。
「はーい、お疲れさまでしたぁ!」
カメラを構えていた男性ではなく、その横に立っていた若い女性記者の方から明るい声が上がった。
桐生の左右や背後から、同じフレームに収まった面々が散って行く。
最後に残った桐生に、女性記者は笑いかけた。
「今日は有難う御座いました」
「いえ、こちらこそ」
桐生より15は年下であろうのに、実に物怖じしない女性記者だった。
彼女の書く記事がどんなものになるのか、たとえそれが大衆に迎合したお涙ちょうだい系の記事であれ、読んでみたいと桐生は思う。
桐生の前で彼女は溌溂とした笑顔を見せた。
「これからも先生の、いえ、チームのご活躍を期待しています」
「ああ…………有難う御座います」
彼女の言い直しが、桐生の中に響いた。
取材の中で、桐生はチームとしての素晴らしさを語った。
桐生一人の成功ではないこと、栄光を分かち合うのは七人であることを。
彼女はそれを覚えていてくれたのだ。
それが嬉しくて、桐生は微笑んだ。
女性記者はきっちりと一礼すると、カメラマンの元へ向かった。
そんな彼女をボンヤリ見送っていると、背後から長い腕が圧し掛かってきた。
「義兄さん、なーにニヤついてるのさ」
「その言い方は止めろ、リョウ」
「事実だろ」
何処からか見ていたらしい鳴海は、からかう口調で囁いた。
首を前に伸ばされながら桐生は眉を顰めた。
いくら桐生が不機嫌になろうが、鳴海は何処吹く風という口調だ。
「で? 彼女気に入ったの?」
「そんなんじゃない」
元妻の弟、という立場にも関わらず、鳴海は桐生の交際関係には五月蠅く言わなかった。
というより「多少遊んだ方がいいんだよ、あの堅物」と広言しているくらいだ。
どうにも遊ばれている気分になりながら、桐生は鳴海の腕を払いのけた。
「彼女は、よいチームだと言ってくれたんだよ」
事実とは大分違うが、桐生は余り気にしなかった。
言いたいことはこれで凡そ伝わるのだ。
桐生の一言に鳴海は瞬間きょとんと眼を丸くし、瞬きをした。
それから、猫のように目を細めて笑う。
「ふぅん。それで義兄さんは上機嫌になるんだ、ふぅん」
「…………照れるなら、もう少し素直に照れたらどうだ?」
ネチネチ、という表現が相応しいような鳴海の口調に、桐生はつい溜息を吐いてしまったのだった。
「はーい、お疲れさまでしたぁ!」
カメラを構えていた男性ではなく、その横に立っていた若い女性記者の方から明るい声が上がった。
桐生の左右や背後から、同じフレームに収まった面々が散って行く。
最後に残った桐生に、女性記者は笑いかけた。
「今日は有難う御座いました」
「いえ、こちらこそ」
桐生より15は年下であろうのに、実に物怖じしない女性記者だった。
彼女の書く記事がどんなものになるのか、たとえそれが大衆に迎合したお涙ちょうだい系の記事であれ、読んでみたいと桐生は思う。
桐生の前で彼女は溌溂とした笑顔を見せた。
「これからも先生の、いえ、チームのご活躍を期待しています」
「ああ…………有難う御座います」
彼女の言い直しが、桐生の中に響いた。
取材の中で、桐生はチームとしての素晴らしさを語った。
桐生一人の成功ではないこと、栄光を分かち合うのは七人であることを。
彼女はそれを覚えていてくれたのだ。
それが嬉しくて、桐生は微笑んだ。
女性記者はきっちりと一礼すると、カメラマンの元へ向かった。
そんな彼女をボンヤリ見送っていると、背後から長い腕が圧し掛かってきた。
「義兄さん、なーにニヤついてるのさ」
「その言い方は止めろ、リョウ」
「事実だろ」
何処からか見ていたらしい鳴海は、からかう口調で囁いた。
首を前に伸ばされながら桐生は眉を顰めた。
いくら桐生が不機嫌になろうが、鳴海は何処吹く風という口調だ。
「で? 彼女気に入ったの?」
「そんなんじゃない」
元妻の弟、という立場にも関わらず、鳴海は桐生の交際関係には五月蠅く言わなかった。
というより「多少遊んだ方がいいんだよ、あの堅物」と広言しているくらいだ。
どうにも遊ばれている気分になりながら、桐生は鳴海の腕を払いのけた。
「彼女は、よいチームだと言ってくれたんだよ」
事実とは大分違うが、桐生は余り気にしなかった。
言いたいことはこれで凡そ伝わるのだ。
桐生の一言に鳴海は瞬間きょとんと眼を丸くし、瞬きをした。
それから、猫のように目を細めて笑う。
「ふぅん。それで義兄さんは上機嫌になるんだ、ふぅん」
「…………照れるなら、もう少し素直に照れたらどうだ?」
ネチネチ、という表現が相応しいような鳴海の口調に、桐生はつい溜息を吐いてしまったのだった。
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