それでは早速、本日の記念日から。
幼稚園記念日/いい色の日/いいいろ塗装の日/自然薯の日
となります。
幼稚園といったら、ラヴィアンローズシリーズで。晃子ちゃんと公子ちゃんは、東城大学教育学部附属幼稚園に通っている設定です。
後記:回線障害のため、アップが遅れました! ああ、悔しいっ!
幼稚園記念日/いい色の日/いいいろ塗装の日/自然薯の日
となります。
幼稚園といったら、ラヴィアンローズシリーズで。晃子ちゃんと公子ちゃんは、東城大学教育学部附属幼稚園に通っている設定です。
後記:回線障害のため、アップが遅れました! ああ、悔しいっ!
「あきー、きみー、こっち向けー。1たす1はぁ?」
「「に――っ!」」
二人の子供が満面の笑みを浮かべると同時にシャッターが鳴った。
最新のデジタル一眼レフカメラは、ボディも軽いが音も軽やかだ。
液晶画面に映った愛娘たちに、速水はご満悦の表情だった。
「二人とも可愛いぞぉ~。だよな、田口?」
「そうだな、幼稚園のお洋服が似合っているよ」
速水に話を振られて、田口も一つ頷いた。
真新しい幼稚園の制服を着て、お揃いのかばんを斜めに掛けた双子の娘たち・晃子と公子は、おしゃまで可愛らしかった。
親の贔屓目もたっぷり入ってはいるのだろうが。
「えへへっ」
「うふふっ」
両親に揃って誉められた晃子と公子が顔を見合わせてくすくす笑う。
その様子を、速水がまた写真に収めた。
双子の娘たちが産まれて以来、速水は写真撮影という新たな趣味に目覚めたらしかった。年々腕を上げており、機材もどんどん凝ってくる。
親馬鹿のなせる技だ。
「あ、そろそろ時間かな」
「そうか。それじゃ二人とも、行くぞ」
「「はぁいっ」」
腕時計を見た田口が声をかける。
入園式の始まる時間が迫ってきていた。
速水の号令に、二人の娘たちは真ん中で手を繋ぎ、空いた手を元気よく挙げてお返事したのだった。
「カメラ買うかな」
「…………まだ寝てるんだな、お前」
朝っぱらから不定愁訴外来へ押しかけてきた速水は、夢でみた娘たちの愛らしさを散々捲し立てた。
それが一段落ついたと思ったらこのセリフだ。
本気でデジタル一眼レフカメラを購入してしまいそうである。
実際は、子供どころか妻もいないのに。
田口としては、速水が大事に至る前に目を覚ますことを祈るしかなかった。
「「に――っ!」」
二人の子供が満面の笑みを浮かべると同時にシャッターが鳴った。
最新のデジタル一眼レフカメラは、ボディも軽いが音も軽やかだ。
液晶画面に映った愛娘たちに、速水はご満悦の表情だった。
「二人とも可愛いぞぉ~。だよな、田口?」
「そうだな、幼稚園のお洋服が似合っているよ」
速水に話を振られて、田口も一つ頷いた。
真新しい幼稚園の制服を着て、お揃いのかばんを斜めに掛けた双子の娘たち・晃子と公子は、おしゃまで可愛らしかった。
親の贔屓目もたっぷり入ってはいるのだろうが。
「えへへっ」
「うふふっ」
両親に揃って誉められた晃子と公子が顔を見合わせてくすくす笑う。
その様子を、速水がまた写真に収めた。
双子の娘たちが産まれて以来、速水は写真撮影という新たな趣味に目覚めたらしかった。年々腕を上げており、機材もどんどん凝ってくる。
親馬鹿のなせる技だ。
「あ、そろそろ時間かな」
「そうか。それじゃ二人とも、行くぞ」
「「はぁいっ」」
腕時計を見た田口が声をかける。
入園式の始まる時間が迫ってきていた。
速水の号令に、二人の娘たちは真ん中で手を繋ぎ、空いた手を元気よく挙げてお返事したのだった。
「カメラ買うかな」
「…………まだ寝てるんだな、お前」
朝っぱらから不定愁訴外来へ押しかけてきた速水は、夢でみた娘たちの愛らしさを散々捲し立てた。
それが一段落ついたと思ったらこのセリフだ。
本気でデジタル一眼レフカメラを購入してしまいそうである。
実際は、子供どころか妻もいないのに。
田口としては、速水が大事に至る前に目を覚ますことを祈るしかなかった。
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