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こちらは、愚痴外来シリーズの妄想文を展開するブログです。 行灯先生最愛、将軍独り勝ち傾向です。 どうぞお立ち寄り下さいませ。
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解説見たら、なんか椿と山茶花の交配種みたいなカンジだったんだけど、よく解らん。
花言葉は【謙譲、愛嬌】とありました。今回は愛嬌をチョイス。
桜宮サーガで愛嬌キャラって誰だろう? ここは解りやすく翔子さんでしょうか。
オレンジ1階の面々です。でもあんまり可愛くなんなかったよ!
そして寒椿も絡みませんでした……。







「もう……翔子ちゃんはしょうがないなぁ……」
「え、もしかしてシャレですかぁ? やっだー!」

佐藤副部長代理のセリフに、如月看護師のはしゃぐ声。
そして速水は眉間に皺を寄せた。
花房看護師長の渋面が脳裏を過る。
如月と別れた佐藤の背後に、速水は気配を殺して近寄った。

「佐藤ちゃーん。鼻の下伸びてるぞー」
「はぁ?! 失礼な」
「お前、如月に甘いんだよ」

心外だ、という顔をするので、速水は事実を突き付けてやった。
その点に関しては自覚があるらしい、佐藤は苦笑を浮かべて頭を掻いた。

「いやー、何かこう、あの子に頼まれるとどうも断れないって言うかですねぇ」
「佐藤ちゃん、ナメられてんじゃないの?」
「そんな事ないですよ! 他の先生もそうだって言ってましたし。何でしょうね、愛嬌ってヤツですかね」
「愛嬌ねぇ……」

確かに、如月は我儘勝手も許されてしまうような雰囲気の持ち主だった。
それを「愛嬌」と言うのだろうと、速水も思う。
だが、愛嬌だけで乗り切れる程、医療の現場は生易しくはないのだ。

「ほどほどにしとけよ、アイツの仕事だからな」
「解ってますよ」

速水の言葉に佐藤は明るく、僻みの無い、ある意味こちらも愛嬌のある返事をした。
それが可笑しくて、速水もつい笑ってしまった。
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