これはどんな花だったかなー、サイトに写真あったけど、他のに紛れて忘れました。
気になる方は調べてみて下さい。
そんな有様なので、今回は花は絡ませられない。
花言葉は【慈悲】。これしか出てこなかったので問答無用です。
そしてキャストはアル中の迦陵頻伽と行灯先生。
小夜さんの為に青本発掘したら、ちょっと書きたくなったのデス。
うっかり「殺してやるのが慈悲だよなぁ」的な病み話になりそうだったよ!
気になる方は調べてみて下さい。
そんな有様なので、今回は花は絡ませられない。
花言葉は【慈悲】。これしか出てこなかったので問答無用です。
そしてキャストはアル中の迦陵頻伽と行灯先生。
小夜さんの為に青本発掘したら、ちょっと書きたくなったのデス。
うっかり「殺してやるのが慈悲だよなぁ」的な病み話になりそうだったよ!
容態の安定してきた水落冴子は、ふらっと愚痴外来室に顔を出すようになった。
特に何を話すでもない。
彼女の持ち歌のハミングを零したりしながら、スペシャル・アンプルを飲んで帰っていく。
「今日のスペシャル・アンプルはなあに?」
「本日はモーツァルトです」
「何それ」
田口の言葉に、水落冴子は声と表情の両方で不満を訴えた。
アルコール依存症の彼女にとって、モーツァルトなんていう甘いチョコレートリキュールは酒の数にも入らない。
大体、そのまま飲むような物でもない。
冴子の言い分に苦笑を浮かべながら、田口は淹れたての珈琲にたっぷりモーツァルトを落とす。
スプーンで掻き混ぜる度にブラックの珈琲が曇り、チョコレートの甘い香りが立ち上る。
「どうぞ」
「ありがと」
御礼の言葉一つ取っても女王然としている。
自分もモーツァルト入りの珈琲を飲みながら、田口は冴子の顔を窺った。
特に表情に変化は見られない。
強いて言うなら、眉間の力が少し抜けたかもしれなかった。
「悪くないわね。でも、足りないわ」
彼女らしい言葉に苦笑しつつ、彼女の残りの日々が安らかなることを田口は祈った。
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