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こちらは、愚痴外来シリーズの妄想文を展開するブログです。 行灯先生最愛、将軍独り勝ち傾向です。 どうぞお立ち寄り下さいませ。
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毎日更新企画、2週間が無事経過しました。お付き合い有難う御座います。
今のところ、小細工しないで済んでるよ!
そろそろストック厳しくなってきてるんですけどねー……後半も頑張る。

解説見たけどあんまり良く覚えてないよリターンズ! です。またかよ!
花言葉は【輝く心】、そして今回も一択。
選ぶ余地、若しくは逃げ道を下さいよ……。
何とか捻り出した結果がこのザマなのだよ!
ラッキーペガサスですけど、「輝天~」を持ってないので限りなく偽物です。







「お前、一体どういう心境の変化だよ?」

性根を入れ替えて日々淡々と授業に出るようになった天馬に、知人の一人が問いかけた。
天馬は肩を竦めるだけで、具体的に答えなかった。
自分のサボリ癖も、また豹変ぶりも、周囲には余程知れ渡っていたらしい。
何度同じ事を尋ねられたか、天馬はもう覚えていなかった。

「実習で何か、衝撃的な事でもあったのか?」
「ああ、まあそんなトコ」
「へぇ……そりゃよかったな」
「そうだね」

嘘ではないな、と半ば感心しながら天馬は頷いた。
確かに衝撃的だった。
だが決して、よい体験ではなかった。
頷くだけ頷いて、それ以上詳しくは口にせず話を終わらせてしまう。

「…………よかねぇよ」

知人が立ち去った後、天馬は溜息を一つ吐いた。
テキスト類も重ければ身体も重く、気持ちもまた重かった。
今までの怠惰を取り戻すべく詰め込んでいるので、酷使された脳ミソがサボリたがっている。
それでも逃げ出せないのは、医療の闇の奥深くを見てしまったからだ。
桜宮の怨念が、天馬を逃がしてくれない。

「参るよなぁ」

こんな、闇夜を行く心地で医学の道を進むのは、如何なものだろう。
そうは思うものの、天馬の目指す医学に光は全く見えなかった。

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