出すとしたら、「とんでも注意報」でも発令しましょうか。
パラレルではないけど、完全に趣味に走っております。
苦手な人は退くこと間違いなしのジャンルです。
毎度のことながら長さの見当が付いてないのが苦しい……下手すりゃ四月丸々パラレル月間になりそうな。
ま、どうせ予定は未定とゆーし。好きにやらせて下さい、お願いします。
パラレルではないけど、完全に趣味に走っております。
苦手な人は退くこと間違いなしのジャンルです。
毎度のことながら長さの見当が付いてないのが苦しい……下手すりゃ四月丸々パラレル月間になりそうな。
ま、どうせ予定は未定とゆーし。好きにやらせて下さい、お願いします。
ヘリポート仕様のオレンジ新棟屋上で、速水は大きく伸びをした。
大分夜明けも早くなった。オレンジ色だった朝日は波長を長くして、やがて黄色く変わっていく。
本館の屋上ほどの眺望ではないが、そもそもが小高い場所にある東城大病院だ、オレンジ新棟屋上からでも朝日に輝く水平線が見える。
世界の眩しさに速水が目を細めると、視界の端で白衣が動くのが見えた。
本館の非常階段だ。
朝の6時過ぎなんて時間に、非常階段を使うような人物を、速水は一人しか知らない。
「よぉ、行灯。お前も夜勤か?」
オレンジ新棟の屋上から下へ向かって、意識して大きめな声を投げた。
行灯こと田口はびくっとして速水を見上げ、どうしたことか返事もせずに非常階段を駆け上がった。どこかで足を引っかけたのか、「うわっ」と裏返った声を上げたきりだ。
そうして田口はさっさと本館に駆け込んでしまう。
速水はそのまま田口を見送ってしまってから、自分の挨拶がスルーされたことに気付いた。
「にゃろう……無視しやがって」
オレンジ新棟の屋上で速水は一つ舌打ちした。
「おいこら田口っ! てめぇ今朝は一体どうゆう料簡だ!」
夜勤明け、服を着替えて真っ先に速水は不定愁訴外来に乗り込んだ。
ノックと罵声と、どちらが早かったか判定は微妙だ。
だが、速水を出迎えたのは腰の引けた田口ではなく、隙のない笑顔を浮かべた藤原看護師だった。
「田口先生ならお休みですよ」
「休み?」
「お風邪を召されたとか。まさに医者の不養生ですねぇ」
「だって今朝…………」
非常階段で見たのは確かに田口だった。あの時間にいたのだから、泊まり込みだったのは間違いないだろう。仕事をするつもりで泊まり込んで、昨晩のうちに具合が悪くなったので帰ったのか。
それにしたって今朝の田口の態度は解せなかった。
「……寄ってみるか。お邪魔様でした」
「速水先生もお疲れさまでした」
藤原看護師の労いの言葉を背に、速水は不定愁訴外来を抜け出した。
二十年の付き合いとなると、互いの住まいも解っていた。
怠惰な田口が選んだ住居は病院にも近い。車を転がす程の距離もなかった。
「おーい、行灯、起きてるかーっ?」
呼び鈴を連打しながら速水はインターホンに向かって声を張り上げた。
ドアの向こうから幽かに水音が聞こえる。
「風呂か?」
夜勤明けで帰宅して風呂に入るのは、心理として理解できる。これは待たされそうだと思って、何となくドアノブを回したら、あろうことか開いてしまった。
「不用心なヤツ。行灯、邪魔するぞ」
男友達の遠慮のなさで、速水は田口の家に上がり込んだ。玄関脇の洗面所兼風呂場に頭を突っ込むと、曇りガラスの向こうに影が見えた。
「おい、行灯」
ちょっと声を張り上げると、人影がびくりと動いた。水音が止まる。
「嘘っ、速水っ?!」
高い声が速水の名を呼んだ。慌てたあまり、風呂場のドアを開けて飛び出してしまった田口は、速水の前に裸身を晒す羽目になる。
その身体を見て、速水は目を見開いた。
「お前…………」
「う、わあっ」
明らかに悲鳴を上げて、田口はバスタオルを引っ掴んだ。
しかし今更隠されたって遅い。
速水の目には、小振りながら柔らかく盛り上がった乳房がしっかり映っていた。
「田口、だよな…………?」
恐る恐る尋ねれば、田口はバスタオルを両手で握りしめたまま一つ頷いた。
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COMMENT
フフフ
まってました!
Re:フフフ
ウチの女体化ってコレなんですけど……よろしいでしょうか?
イチャイチャ度ばっかり高くなる予定だったりします。
先行きの見当がついてませんが、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。
イチャイチャ度ばっかり高くなる予定だったりします。
先行きの見当がついてませんが、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。
はじめまして
お邪魔いたします、文月と申します。
パラレルの続きが楽しみでついコメントさせて
いただいてしまいました。
しかし今回の最後はお互いびっくり(というかなんというか)ですね。
将軍、後で改めて怒りそうです。自分だったからいいようなものの(?)
田口先生の今後がいろいろと気になります。
ひとついきなりの質問で申し訳ないのですが、こちらのお話にて将軍が嫉妬したという状況にはイメージがわくのですが、田口先生にも実はそれなりにヤキモチとかありえるのでしょうか。
他人の相談は受けるけど自分の感情にはうとい印象なので、「なんかモヤモヤする・・・?」とうっかり正直に言ってしまいそうだなあと。
(すみませんいきなり)
それでは、この度は突然に失礼いたしました。
これからも応援しております。
パラレルの続きが楽しみでついコメントさせて
いただいてしまいました。
しかし今回の最後はお互いびっくり(というかなんというか)ですね。
将軍、後で改めて怒りそうです。自分だったからいいようなものの(?)
田口先生の今後がいろいろと気になります。
ひとついきなりの質問で申し訳ないのですが、こちらのお話にて将軍が嫉妬したという状況にはイメージがわくのですが、田口先生にも実はそれなりにヤキモチとかありえるのでしょうか。
他人の相談は受けるけど自分の感情にはうとい印象なので、「なんかモヤモヤする・・・?」とうっかり正直に言ってしまいそうだなあと。
(すみませんいきなり)
それでは、この度は突然に失礼いたしました。
これからも応援しております。
Re:はじめまして
いらっしゃいませ、初めまして。コメント有難う御座います。
よかったですぅ、あーゆう無茶苦茶なのを歓迎してもらえて。最後失速っつーかヘタレないように頑張っていきたいと思います。
出かける時も、鍵かけろって言ってますしね。家主が男ならあんまり気にすることでもないだろうけどなぁ……。
行灯先生ヤキモチ話ですか? そうですね……
「解らない、解らないけど……お前が、女の子と喋っているのを見たくはないんだ」
「お前、それって…………」
ってパターンもいいけど、ウッカリ嫉妬して、嫉妬した自分に嫌気がさして、そんなんだったら身を引くっていう思考回路もありかもですね。個人的には前者の方が楽観できるので好きですが、文月さまはどちらがお好みで?
ちなみに将軍は絶っ対退かない。嫉妬に任せて押すだろうな、きっと。
よかったですぅ、あーゆう無茶苦茶なのを歓迎してもらえて。最後失速っつーかヘタレないように頑張っていきたいと思います。
出かける時も、鍵かけろって言ってますしね。家主が男ならあんまり気にすることでもないだろうけどなぁ……。
行灯先生ヤキモチ話ですか? そうですね……
「解らない、解らないけど……お前が、女の子と喋っているのを見たくはないんだ」
「お前、それって…………」
ってパターンもいいけど、ウッカリ嫉妬して、嫉妬した自分に嫌気がさして、そんなんだったら身を引くっていう思考回路もありかもですね。個人的には前者の方が楽観できるので好きですが、文月さまはどちらがお好みで?
ちなみに将軍は絶っ対退かない。嫉妬に任せて押すだろうな、きっと。