またやるか的タイトルですが、発見したのでやる。やっちまう。
結果として将軍と行灯先生が一緒にくっついているんだから、別にそれでOKじゃないかとも思う。
私信:初さま
38888ヒットおめでとうございます。今度はちゃんと作動しましたね、キリ番のお知らせ。
のんびりお待ち下さると有難いです。
結果として将軍と行灯先生が一緒にくっついているんだから、別にそれでOKじゃないかとも思う。
私信:初さま
38888ヒットおめでとうございます。今度はちゃんと作動しましたね、キリ番のお知らせ。
のんびりお待ち下さると有難いです。
「ほい、これ」
「今度は何だ?」
こつん、と後頭部に当たった覚えのある感触に速水は首を傾げた。
形状は前回のオモチャ入り入浴剤によく似ている。
プラスチック製の大きいチュッパチャプスだ。
だが、あれは一度遊べば十分である。
チュッパフィギュアだって、二つも三つも要らない。
ケースの中に入った大きいチュッパチャプスを矯めつ眇めつしている速水に、田口は小さく笑った。
「パズルだってさ」
「パズルぅ?」
言われてよくよく見れば、確かにパズルの文字がある。
丸いキャンディ部分に縦の線が走っていて、そこが外れるようになっているのだろう。
立体型のパズルだ。
「へえ…………」
パッケージを開けてばらしてみると、たちまち球体がブロックになった。
球面で着地したいくつかのピースがゆらゆらと揺れる。
ばらしたからには、組み立てなくてはならない。
ジグソーパズルが得意とは言えない速水だが、三つ目のパーツを重ねる頃にはちょっと真剣になっていた。
「出来たっ」
子供の玩具なので、そう時間はかからなかった。
それほど難しかった訳でもない。
それでも出来上がった瞬間の喜びは一応あって、チュッパチャプスの姿に戻ったパズルを手に、速水は喜色を浮かべた。
ぱちり、と田口が驚いたように瞬きをした。
その顔を見て、自分が随分と子供っぽい反応をしたことに速水は気付いた。
くすくす笑いながら、田口は速水の髪に手を伸ばした。
「はい、よく出来ました~~っ」
「…………お前、人をバカにしてんな?」
「そんなことないぞ」
心外だ、という顔をして田口は速水の頭を撫でた。
時々指に絡めるようにして遊んでいる。
恋人の手が心地よくて、速水は笑われたことも忘れて目を細めた。
その上更に、田口は嬉しいことを言ってくれる。
「パズルに夢中になってるお前は、子供みたいで、ちょっと可愛かったな」
そう言う田口も、可愛かった。
思ったままにキスをすれば、田口は照れたように笑った。
「今度は何だ?」
こつん、と後頭部に当たった覚えのある感触に速水は首を傾げた。
形状は前回のオモチャ入り入浴剤によく似ている。
プラスチック製の大きいチュッパチャプスだ。
だが、あれは一度遊べば十分である。
チュッパフィギュアだって、二つも三つも要らない。
ケースの中に入った大きいチュッパチャプスを矯めつ眇めつしている速水に、田口は小さく笑った。
「パズルだってさ」
「パズルぅ?」
言われてよくよく見れば、確かにパズルの文字がある。
丸いキャンディ部分に縦の線が走っていて、そこが外れるようになっているのだろう。
立体型のパズルだ。
「へえ…………」
パッケージを開けてばらしてみると、たちまち球体がブロックになった。
球面で着地したいくつかのピースがゆらゆらと揺れる。
ばらしたからには、組み立てなくてはならない。
ジグソーパズルが得意とは言えない速水だが、三つ目のパーツを重ねる頃にはちょっと真剣になっていた。
「出来たっ」
子供の玩具なので、そう時間はかからなかった。
それほど難しかった訳でもない。
それでも出来上がった瞬間の喜びは一応あって、チュッパチャプスの姿に戻ったパズルを手に、速水は喜色を浮かべた。
ぱちり、と田口が驚いたように瞬きをした。
その顔を見て、自分が随分と子供っぽい反応をしたことに速水は気付いた。
くすくす笑いながら、田口は速水の髪に手を伸ばした。
「はい、よく出来ました~~っ」
「…………お前、人をバカにしてんな?」
「そんなことないぞ」
心外だ、という顔をして田口は速水の頭を撫でた。
時々指に絡めるようにして遊んでいる。
恋人の手が心地よくて、速水は笑われたことも忘れて目を細めた。
その上更に、田口は嬉しいことを言ってくれる。
「パズルに夢中になってるお前は、子供みたいで、ちょっと可愛かったな」
そう言う田口も、可愛かった。
思ったままにキスをすれば、田口は照れたように笑った。
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