桃色警報発令中
キリリク1本控えているのですが、思い浮かばないのでこっちに逃避。
というか1週間全く更新無かったなんてヘッポコ過ぎる……。
BGM付きSSシリーズです。
今回は一青窈"花蓮街"より「ウラ・ハラ」です。
例によってワンフレーズ勝負ですが、それでどうして桃色になるのかと言えば、拾ったのが
例えばあたしが お隣のマンションで
朝・昼・晩 豹変しているかもね
だからです。
わぉ、意味深~。
しゃーない読んでやるかという方は続きをどうぞ。
裏口くさいかもしれない。
キリリク1本控えているのですが、思い浮かばないのでこっちに逃避。
というか1週間全く更新無かったなんてヘッポコ過ぎる……。
BGM付きSSシリーズです。
今回は一青窈"花蓮街"より「ウラ・ハラ」です。
例によってワンフレーズ勝負ですが、それでどうして桃色になるのかと言えば、拾ったのが
例えばあたしが お隣のマンションで
朝・昼・晩 豹変しているかもね
だからです。
わぉ、意味深~。
しゃーない読んでやるかという方は続きをどうぞ。
裏口くさいかもしれない。
愚痴外来でのコーヒータイムは最早速水の習慣である。
しかし、今日は速水の前に先客があった。
神経内科の兵藤医局長だ。
兵藤は何だかんだと田口に話しかけ、田口はウンザリした顔で相手をしていた。
普通、そんな煩わしそうな顔をされたら退散するだろうに、兵藤はしつこく居座っている。
速水としては、折角のコーヒータイムが騒々しいのが頂けないだけで、兵藤自体に煩わしさは感じなかった。
観察している分にはなかなか面白い。
「何だろうなぁ…………?」
田口と兵藤の関係を表す適切な言葉が思い浮かばなくて、速水は内心首を傾げていた。
お供とか腰巾着とかは似つかわしくない。
そこまで、兵藤は田口に諂っていないからだ。
医局長と一講師だから上司と部下と言えるかもしれないが、偉そうなのは一講師の田口の方だから、これも相応しくない。
結局のところ、先輩後輩というのが一番無難であるようだった。
兵藤はめまぐるしいほどに喋り続け、田口は面倒臭げに相手をしている。
やる気の無さそうな顔は正に「昼行灯」だ。
田口の横顔を見ながら、速水は一人口元に笑みを浮かべた。
この男のあんな姿を、きっと誰も知らない。
「なあ、気持ちい?」
「ああ……ん、イきそ……っ」
「いいよ、イって」
田口が甘く歯を立てると、屹立した速水の雄から熱いものが迸った。
それを口内に納めて、田口は何度か喉を鳴らす。
手の甲で口元を拭う様は男らしくあるのに、拭った後の唇は赤くて猥雑だと思った。
足を広げていた速水の間から顔を上げ、田口は速水ににじり寄った。
ヘッドボードに凭れたまま、速水は田口を待つ。
田口の腕が速水の首に絡み、田口の唇が速水の唇を覆い、肌と肌が触れ合い、熱と熱が重なる。
「何だよ、咥えてるだけで勃ててたのか?」
「う、ん…………ふぁっっ」
挟まれた身体の間で手を動かして田口の熱に触れると、絡み合った舌が瞬間離れた。
生臭く、艶めかしい吐息が互いの鼻先を擽る。
暫く田口の一物を弄って先走りの雫を自分の指に絡めると、速水は田口の尻を掴みながら菊門に指を立てた。
「ぁんっ!!」
田口の背筋が撥ねる。
構わず中を突き回すと、田口は眉を顰めて頭を左右に振った。
否定の意思表示ではない、その証拠に腰が揺れ始めている。
「や、はやっ、もっと奥…………っ」
「ここか?」
「はぁ、んんっ!」
速水だけが知っている、田口のポイントを指で掠める。
速水に跨って向き合っている田口の顔が、速水からよく見える。
目を瞑り身悶えながら、それでも田口はまだ物足りなさそうに腰を振る。
田口と速水の雄が、不規則な頼りなさで擦れ合っていた。
「んん……っ、速水、もっとぉ…………」
田口の手が二人の腹の間に伸びてくる。
速水の雄を掴み、些か強引に自分の後口へと導いた。
協力しないワケがない、速水は指を広げ貫く為の穴を作る。
自分のモノが田口の中へ入っていくのを、実況中継している気分だ。
「は、あっ」
速水の全てが田口の中へ納まった。
田口の口から零れるのは満足の吐息だ。
速水も、田口の内側の粘膜が次第に馴染む感触を満喫する。
「速水ぃ」
「いいぜ」
「んぁぁ!!」
強請る声に、腰を強く突き上げた。
田口の身体が踊り始める。
キスをしようにも、余りに身体が揺れるので捕まえられない。
速水に縋りつこうとする田口の、爪の痕ばかりが速水の肩に増える。
果てを目指す、その狂乱の熱の中で。
速水の上で息を乱す田口の姿に、速水は北叟笑んだ。
田口のこんな淫らな姿を、きっと誰も知らない。
ニヤリと笑った速水に何を感じたのか、田口がぶつかるような勢いでキスをしてきた。
舌を絡め合いながら、ベッドが軋むほど互いの精を貪ったのだった。
しかし、今日は速水の前に先客があった。
神経内科の兵藤医局長だ。
兵藤は何だかんだと田口に話しかけ、田口はウンザリした顔で相手をしていた。
普通、そんな煩わしそうな顔をされたら退散するだろうに、兵藤はしつこく居座っている。
速水としては、折角のコーヒータイムが騒々しいのが頂けないだけで、兵藤自体に煩わしさは感じなかった。
観察している分にはなかなか面白い。
「何だろうなぁ…………?」
田口と兵藤の関係を表す適切な言葉が思い浮かばなくて、速水は内心首を傾げていた。
お供とか腰巾着とかは似つかわしくない。
そこまで、兵藤は田口に諂っていないからだ。
医局長と一講師だから上司と部下と言えるかもしれないが、偉そうなのは一講師の田口の方だから、これも相応しくない。
結局のところ、先輩後輩というのが一番無難であるようだった。
兵藤はめまぐるしいほどに喋り続け、田口は面倒臭げに相手をしている。
やる気の無さそうな顔は正に「昼行灯」だ。
田口の横顔を見ながら、速水は一人口元に笑みを浮かべた。
この男のあんな姿を、きっと誰も知らない。
「なあ、気持ちい?」
「ああ……ん、イきそ……っ」
「いいよ、イって」
田口が甘く歯を立てると、屹立した速水の雄から熱いものが迸った。
それを口内に納めて、田口は何度か喉を鳴らす。
手の甲で口元を拭う様は男らしくあるのに、拭った後の唇は赤くて猥雑だと思った。
足を広げていた速水の間から顔を上げ、田口は速水ににじり寄った。
ヘッドボードに凭れたまま、速水は田口を待つ。
田口の腕が速水の首に絡み、田口の唇が速水の唇を覆い、肌と肌が触れ合い、熱と熱が重なる。
「何だよ、咥えてるだけで勃ててたのか?」
「う、ん…………ふぁっっ」
挟まれた身体の間で手を動かして田口の熱に触れると、絡み合った舌が瞬間離れた。
生臭く、艶めかしい吐息が互いの鼻先を擽る。
暫く田口の一物を弄って先走りの雫を自分の指に絡めると、速水は田口の尻を掴みながら菊門に指を立てた。
「ぁんっ!!」
田口の背筋が撥ねる。
構わず中を突き回すと、田口は眉を顰めて頭を左右に振った。
否定の意思表示ではない、その証拠に腰が揺れ始めている。
「や、はやっ、もっと奥…………っ」
「ここか?」
「はぁ、んんっ!」
速水だけが知っている、田口のポイントを指で掠める。
速水に跨って向き合っている田口の顔が、速水からよく見える。
目を瞑り身悶えながら、それでも田口はまだ物足りなさそうに腰を振る。
田口と速水の雄が、不規則な頼りなさで擦れ合っていた。
「んん……っ、速水、もっとぉ…………」
田口の手が二人の腹の間に伸びてくる。
速水の雄を掴み、些か強引に自分の後口へと導いた。
協力しないワケがない、速水は指を広げ貫く為の穴を作る。
自分のモノが田口の中へ入っていくのを、実況中継している気分だ。
「は、あっ」
速水の全てが田口の中へ納まった。
田口の口から零れるのは満足の吐息だ。
速水も、田口の内側の粘膜が次第に馴染む感触を満喫する。
「速水ぃ」
「いいぜ」
「んぁぁ!!」
強請る声に、腰を強く突き上げた。
田口の身体が踊り始める。
キスをしようにも、余りに身体が揺れるので捕まえられない。
速水に縋りつこうとする田口の、爪の痕ばかりが速水の肩に増える。
果てを目指す、その狂乱の熱の中で。
速水の上で息を乱す田口の姿に、速水は北叟笑んだ。
田口のこんな淫らな姿を、きっと誰も知らない。
ニヤリと笑った速水に何を感じたのか、田口がぶつかるような勢いでキスをしてきた。
舌を絡め合いながら、ベッドが軋むほど互いの精を貪ったのだった。
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