13日です。本日の記念日です。
小さな親切運動の日/鉄人の日
他に調べたら「無意味の日」ってあったけど、これあんまりいい印象じゃないよね。
あ、ホントにワケ解らないもの書けばいいのか、「無意味の日」。
「小さな親切」とくれば返す言葉は「大きなお世話」が真っ先に浮かぶあたり、霧島はあんまり善人とは言えません。
同期三人の学生時代です。
……書き上げてみたら、「親切はタダではない」という話になりました。
失敗失敗。てへっ☆
小さな親切運動の日/鉄人の日
他に調べたら「無意味の日」ってあったけど、これあんまりいい印象じゃないよね。
あ、ホントにワケ解らないもの書けばいいのか、「無意味の日」。
「小さな親切」とくれば返す言葉は「大きなお世話」が真っ先に浮かぶあたり、霧島はあんまり善人とは言えません。
同期三人の学生時代です。
……書き上げてみたら、「親切はタダではない」という話になりました。
失敗失敗。てへっ☆
「あ、来た」
「よぉ島津! ……って、逃げんなコラ」
揃って手を振る田口と速水の姿に、島津はその場で回れ右をした。
ささやかな抵抗は、速水の嫌味に長い足によってあっさり阻まれる。
肩を掴まれて、島津は渋々二人に向き直った。
「何で逃げるんだよ?」
「お前らが揃ってると、ロクなことがない」
「解ってるなら話が速い」
田口が首を傾げるのでドスを効かせて答えた島津だったが、もう一方の疫病神である速水に堪えた様子も無かった。
そして二人は口を揃える。
「「ノート貸してくれ」」
「…………そんなこったろうと思ったよ」
額に手をやり、島津は大袈裟に溜息を吐いてやった。
尤も、それくらいで恐縮するような可愛げなど、田口にも速水にも皆無だ。
二人してツラの皮は鉄板並みに厚いようである。
そして、最初に逃げそびれた時点で、島津に断ることなど出来なかった。
「豚玉ミックススペシャル、奢れよ」
近くのお好み焼屋で一番豪華なオーダーを口にする。
田口と速水は、同じタイミングで笑って頷いた。
「よぉ島津! ……って、逃げんなコラ」
揃って手を振る田口と速水の姿に、島津はその場で回れ右をした。
ささやかな抵抗は、速水の嫌味に長い足によってあっさり阻まれる。
肩を掴まれて、島津は渋々二人に向き直った。
「何で逃げるんだよ?」
「お前らが揃ってると、ロクなことがない」
「解ってるなら話が速い」
田口が首を傾げるのでドスを効かせて答えた島津だったが、もう一方の疫病神である速水に堪えた様子も無かった。
そして二人は口を揃える。
「「ノート貸してくれ」」
「…………そんなこったろうと思ったよ」
額に手をやり、島津は大袈裟に溜息を吐いてやった。
尤も、それくらいで恐縮するような可愛げなど、田口にも速水にも皆無だ。
二人してツラの皮は鉄板並みに厚いようである。
そして、最初に逃げそびれた時点で、島津に断ることなど出来なかった。
「豚玉ミックススペシャル、奢れよ」
近くのお好み焼屋で一番豪華なオーダーを口にする。
田口と速水は、同じタイミングで笑って頷いた。
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