週イチじゃ間に合わないとかいいながら、結局一週間空いてしまったよ。
情けないったらありゃしない。
うん、全て季節が悪いんだ。
現在、霧島は風邪っぴきです。
しかし体調を崩すと、ハイかローかどっちかの考えばっかり浮かんでいる気がします。
前に風邪引いた時はダウナーな風邪でして、考え付いたのは薄暗いネタばかりでした。別ジャンルでしたけど。
今回は何かアッパーです。浮かれてるカンジがする。
薬も投与したせいかな?
つまりその、病的な勢いで書いているので、いつも以上(同様という説もある)に支離滅裂かもしれない。
既にこの前書きが破綻してる気もするしね。
ご容赦あれ!
情けないったらありゃしない。
うん、全て季節が悪いんだ。
現在、霧島は風邪っぴきです。
しかし体調を崩すと、ハイかローかどっちかの考えばっかり浮かんでいる気がします。
前に風邪引いた時はダウナーな風邪でして、考え付いたのは薄暗いネタばかりでした。別ジャンルでしたけど。
今回は何かアッパーです。浮かれてるカンジがする。
薬も投与したせいかな?
つまりその、病的な勢いで書いているので、いつも以上(同様という説もある)に支離滅裂かもしれない。
既にこの前書きが破綻してる気もするしね。
ご容赦あれ!
結局、王子様のご学友どもからもコーローショー会議ブチ壊し指令を授かってしまった王子様でした。
王子様の右のポケットには血塗れ将軍から貰った血糊パックが、左のポケットにはヒゲ魔人がくれた爪つき熊の手袋が入っています。
そして王子様は、会議ブチ壊しの具体策を練る事にしました。
そうは言っても、王子様は筋金入りの怠け者です。
思考回路自体が怠け者なので、すぐに考えるのを止めてしまうのです。
王子様が考えた事は、次は誰に相談するかということだけでした。
「まあ、いらっしゃい」
にっこり笑って王子様を出迎えたのは、王様のご学友でした。
いえ、ご学友というのは生温い表現かもしれません。
大昔は実に犬猿の仲だったそうですが、王子様は恐ろしくてその辺りの事を訊けた事がありません。
年をとって人間が丸くなった、らしいです。
「コーローショーの会議を引っ掻き回すんですって?」
「よくご存じですね…………」
王子様がこの御方を恐ろしいと思うのは、こういう点です。
王子様自身もつい先ほど聞かされたばかりの話を、どうしてこの御方が知っているのでしょう。
出されるコーヒーはとても美味しいのですが、この御方自体は得体が知れません。
「で、腹案はおあり……ではないんですよね」
「はあ」
王子様がなーんにも考えていないことまで見透かされています。
呆れた顔で溜息を吐く御方に、王子様は薄らボンヤリとした頷きを返すしか出来ません。
そんな王子様を呆れた目で見ると、御方は立ち上がって引き出しを開けました。
引き出しの中身を幾つか手にとって、テーブルに並べます。
黒とオレンジ、紫色を組み合わせた、とってもハロウィーンらしい色のカプセルです。
「何ですか、これ?」
「爆弾ですよ」
「うえっ?!」
何気なくカプセルを指で摘み上げた王子様は、サラリと零れた一言に裏返った声を上げました。
指から落ちそうになったカプセルを、慌てて左手で包みます。
「爆弾って、そんな」
呟きつつ、王子様はこの時になってこの御方の渾名を思い出しました。
煙玉や花火や爆竹の扱いに長けたこの御方を、ハロウィーンの国の人々は地雷原と呼んでいたのです。
「大丈夫、玩具ですから」
慌てふためいている王子様を余所に、御方はテーブルの上のカプセルをおはじきのように指で弾いて遊んでいます。
「中に入っているのは笑い薬と物忘れの薬です。会議の場で炸裂させれば、皆で大笑いになって話題が有耶無耶になる仕組み」
「あ、それ、いいですね……」
爆弾の中身を説明されて、王子様は一安心しました。
成程、それなら大した労も無く会議を引っ掻き回すことが出来ます。
怠け者の王子様好みの、とっても楽な方法です。
問題解決の気配に気を緩めた王子様に、御方は
「会議場を物理的に吹っ飛ばすという手もありますが?」
と、ニヤリと笑って言いました。
御方の手には、真っ黒なカプセルが一つ。
そちらは謹んで遠慮した王子様でした。
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